【第39話】ハマグリをスルーして松坂牛!いっただきま~す!
第39話は桑名宿! ゆぴ栗毛史上最高の贅沢グルメ!
三重県最初の宿場は、揖斐川のほとりに栄えた桑名宿!
江戸時代は、対岸の宮宿と海路・七里の渡しで結ばれており
その渡し跡が残されています。ゆぴがほんとに泳いで渡って来たのかはさておき
宮宿で見た七里の渡しとはまた違った景色がそこにありました!
今は穏やかな大河ですが、昔は洪水被害が頻発していたそう
幕命を受けて治水工事にあたった薩摩藩士の悲しい歴史を訪ねます
さて、桑名の名物と言えば、思い浮かぶのはハマグリですよね
ところが!ハマグリをスルーしてゆぴが向かったのは
な、な、なんと高級料亭! 食すのは、ま、ま、松坂牛だぁ~!
格式高い料亭の雰囲気にのまれ、緊張しまくるゆぴ…
はたして、ゆぴ栗毛史上最高の贅沢グルメの食レポやいかに!?
徳川四天王の一人、戦国最強の武将にして桑名藩の初代藩主である
本多忠勝の像は、人生運アップの人気スポットだとか
松坂牛も食べられたし、なんだか運気が上昇してきたみたい!
みなさんも、番組を見て、ゆぴから幸運のおすそわけを受け取ってください!
宝暦治水
木曽川・長良川・揖斐川からなる木曽三川の流域は、かつて洪水の被害が頻発していました。
江戸中期、幕府は薩摩藩に手伝普請として木曽三川の治水事業を命じましたが、薩摩藩は幕
府が担当していた設計の途中変更に振り回されたり、粗末な食事や過酷な労働を強いられて
いました。ついには、薩摩藩の義士が幕府への抗議を示すかたちで相次いで自害…。海蔵寺
には、薩摩義士24名の墓碑が残っています。
歌行燈句碑
明治期の文豪・泉鏡花の小説「歌行燈」の舞台となった料亭船津屋。劇作家・久保田万太郎
がその情景をよんだ句が船津屋に句碑として置かれています。船津屋の地には、かつて桑名
最大・最高の格式をもつ大塚本陣が、その隣にも格式高い脇本陣の駿河屋がありました。
七里の渡し跡
船で宮宿を出た旅人たちは七里の海路を経て桑名に到着しました。伊勢国の東の入口にあた
るため、伊勢神宮の一の鳥居が建てられています。
蟠龍櫓
龍は水を司る聖獣とされていたため、航海の守護神として蟠龍櫓が置かれたと考えられてい
ます。桑名の浮世絵にもこの櫓が象徴的に描かれています。
本多忠勝
三河国で生まれた本田忠勝は、幼い頃より徳川家康に仕え、生涯57もの合戦に出陣。不敗ど
ころか一か所の傷も負わなかったほどで、徳川四天王の一人にも数えられる「戦国最強の武
人」と称されました。1600年、関ヶ原の戦いでの武功が評価され、伊勢国桑名10万石の藩主
となった忠勝は、桑名藩を確立するために桑名城の城郭の修繕を開始。また、川の水流や城
下町の整備を行って生まれた「慶長の町割」は現在の旧市街地の原型となっています。多く
の功績から桑名藩創設の名君として、地域の人々にとって最も重要な存在となっています。
桑名宿
日本橋から数えて42番目の宿場。本陣2軒、脇本陣4軒、旅籠120軒と規模が大きく東海道を
行く旅人や伊勢神宮への参拝客で大変賑わいました。また、江戸時代から桑名の名物だった
蛤。旅の土産物として時雨蛤がたいへん人気だったそうです。